フォレスト・ガンプ 一期一会のラストシーンを動画配信サービスで無料視聴する方法！　あらすじ・感想

ジェニーとの出会い

1950年代、アラバマ州グリーンボウで少年時代を過ごしたフォレストは幼少期から知能指数が人よりも劣り、背骨が曲がっている影響で足に矯正器具をしなければまともに歩くことすら出来なかった。

周囲から養護学校行きを勧められるなか、女手ひとつで我が子を育ててきたフォレストの母は他の普通の子と同じ様に育てたいと一般の公立小学校へと入学させてくれた。

ある日、フォレストの家にエルビス・プレスリーという若いギター弾きが訪れる。

プレスリーは矯正器具をつけたフォレストの独特の動きに影響を受けて新たなパフォーマンスを考案、後に大スターとしてブレイクを果たす。

そしていよいよ入学初日、フォレストはジェニー・カランという少女と運命的な出逢いをする。

ジェニーは学校でいじめに遭うフォレストをいつも助けてくれていた。

ある日、いじめっ子らに追い回されていたフォレストは、走って逃げているうちにいつの間にか矯正器具が外れ、器具がなくても走ることが出来るどころか、誰よりも速い驚異の脚力を身につけていた。

かねてから父親から性的虐待を受けていたジェニーはそんな真っ直ぐなフォレストに惹かれていき、一緒に父親から解放してくれるよう祈りを捧げた。

その願いが叶ったのか程なくして父親は逮捕され、他の家族に引き取られたジェニーはフォレストの近所に引っ越してくる。

戦場へ

高校生になったフォレストはジェニーと仲良くしていましたが、相変わらず同級生からいじめを受け続けていた。

そんなある日、いじめっ子から追いかけ回されたフォレストはアメリカンフットボールの試合真っ最中のグラウンドに入り込む。

この時フォレストの足の速さを目の当たりにしたアラバマ大学のコーチに高く評価され、アラバマ大学へスポーツ推薦で入学を果たす。

アメフト部へ入部したフォレストはその脚力を活かし、好成績を積み重ね、遂には全米代表に選出されると、当時のケネディ大統領と面会も果たす。

一方、女子大に進学したジェニーには彼氏ができたが、フォレストはお構いなしにジェニーに接触を取り続けた。

やがてアメリカがベトナム戦争に介入していった時期に大学を卒業したフォレストは、陸軍からのスカウトを受けて入隊を決意、そこで出会ったベンジャミン・“バッハ”・ブルーと出会って意気投合。

バッハの夢は将来実家の家業であるエビ漁師を継ぐことだった。

ベトナムへの出征前、フォレストは週刊誌に出たことがきっかけで大学を退学となり、ストリップ劇場で働いていたジェニーに暫しの別れを告げる。

歴戦のベテランであるダン・テイラー中尉の小隊に配置されたフォレストでしたが、小隊は敵の待ち伏せに遭って壊滅状態に陥り、瀕死の重傷を負ったバッハは家に帰りたいと言い残して息を引き取る。

フォレストはダンを助けるが、ダンは両足を失い、「なぜあの時死なせてくれなかったんだ」とフォレストを責めた。

母の死、ジェニーとの別れ

野戦病院に収容されたフォレストは暇つぶしに卓球を始め、やがてその才能を開花させていく。

全米チームに選出されて帰国したフォレストは、戦友を救った勇敢さを讃えられて当時のジョンソン大統領から議会栄誉勲章を授与される。

フォレストはブラックパンサー同盟に加入して反戦運動に加わっていたジェニーと再会、自分の想いを伝えるが、立場の違う二人は一緒になることはなかった。

その後もフォレストは卓球で活躍を続け、テレビのトーク番組でジョン・レノンと対談するまでになる。

数年後、除隊したフォレストは卓球で稼いだ賞金を元手に、亡き親友バッバの夢を叶えるために「バッバ・ガンプ・シュリンプ」を設立してエビ漁の事業に乗り出した。

途中で人生に絶望しきっていたダンも会社に加わり、フォレストは稼いだ金をバッハの遺族に渡し、様々な所に寄付していくが、故郷の母が癌に倒れ、フォレストは故郷に戻るが母は帰らぬ人となってしまいまう。

その後、フォレストはジェニーと再会を果たし、二人はしばらくの間幸せな時間を過ごした。

しかしある日、突然ジェニーが姿を消し、数日間ほど放心状態に置かれたフォレストは、ふと理由もなく走りたくなる衝動に駆られ、家を出て走り始めた。

フォレストは来る日も来る日もアメリカ大陸を走り続け、いつしかそんな彼の姿に共感した人々が一緒に走るようになり、マスコミはこぞって「平和を願って走る男」と取り上げ、やがて大勢の人々を巻き込んだ一大ムーブメントへと化していった。

しかし、走り疲れたフォレストは走るのを止めて家に戻り、そこにテレビを見たというジェニーから手紙が届く。

ジェーニーの死、息子との人生

1981年現在。

バスを待つ人々に自身の過去を話し終えたフォレストは、バスに乗ってジェニーに会いに行こうとしていたが、最後に話の聞き相手になってくれた人からジェニーの居場所がバスに乗る必要のない近所であることを知り、フォレストは近所でアパート暮らしをしているジェニーと再会を果たす。

ジェニーにはいつの間にかフォレストとの間に息子のフォレストJr.が誕生しており、しかもジェニーはこの時不治の病に侵されていた。

フォレストは故郷アラバマにジェニーを連れて行き、ようやく二人は結婚式を挙げることができた。

式に駆け付けたダンも婚約者ができていた。

その後、程なくしてジェニーは亡くなり、フォレストはかつて初めて出逢った頃に一緒に過ごした思い出の木の下にジェニーを埋葬、シングルファーザーとして我が子を育て上げる決意をした。