カンテレ放送・アニメ「鬼滅の刃」。
11月13日放送分、第12話・第13話を振り返ります。
矢印と手毬との闘いに勝利した後、珠世・愈史郎と別れた炭治郎は、禰豆子と共に次の任務地へと向かいました。
その道中、炭治郎が出会ったのは同期の我妻善逸。
共に目的地へ向かった2人は、ある屋敷で鬼・響凱(きょうがい)と猪の頭をかぶった男に出会います。
鼓の音がするたびに回転する屋敷内で、お互いのいる部屋が分断されてしまった炭治郎と善逸の運命は?
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鬼滅の刃 演じて欲しい俳優
鬼滅の刃 第12話
鬼滅の刃 あらすじ
回転し続ける屋敷内にて、炭治郎は正一とてる子の兄・清と出会います。
一方、善逸と正一は、炭治郎たちとは別の部屋で響鬼ではない鬼と遭遇。
別々の部屋で2つの闘いが始まりました。
鬼滅の刃 ネタバレ
<炭治郎とてる子のいる部屋>
鬼・響凱は、炭治郎とてる子との遭遇後もどんどん部屋を回転させていきます。
そんな中、その部屋にやって来た猪男がてる子を足蹴にしてしまい、これに起こった炭治郎はつい猪男を投げ飛ばしてしまうのでした。
すると今度は、猪男が炭治郎に反撃…事態は大混乱に。
猪男は敵?味方?…混乱する炭治郎ではありましたが、それでも執拗に響凱の攻撃は続きます。
そして、次の鼓の音が鳴り響いたとき…これがどうも響凱ではなく別部屋から聞こえてくるよう。
不思議に思い、炭治郎は匂いを辿りながらその部屋を目指します。
すると、そこにいたのは鼓を持った人間の子ども(男の子)。
はたして、この子は誰なのか?
男の子は、炭治郎たちから身を隠すように再度鼓を鳴らして部屋を回転させるのでした。
<善逸と正一の部屋>
炭治郎たちがいる部屋と分断されてしまった善逸と正一。
こちらでは、恐怖に震えが止まらない様子の善逸に正一が少々引き気味です。
そこに響凱とは違う新たな鬼が登場。
しかし、善逸がビビって闘えないということもあり、鬼が現われてもどうすることもできません。
逃げることしかできない善逸と正一は、やがて鬼に追い詰められ…。
と、そのとき善逸がいきなり気絶(眠った?)してしまいました。
敵の攻撃に絶体絶命の2人…すると、どこからかいきなりその攻撃から2人を守るような攻撃が飛んできたのです。
いったい誰が攻撃したのか…正一がぐるりと周りを見回してみても善逸の他は誰もいません。
すると、気絶しているかの状態の善逸がそこから急に立ち上がり、無言で「雷の呼吸」を繰り出し、目の前にいる鬼を瞬時に倒したのでした。
先ほどの攻撃も善逸から繰り出されたもののようです。
しばらくしてから正気を取り戻した善逸。
自分が倒したことなど覚えていないようで、鬼を倒したのは正一であると勘違いして泣き崩れるのでした。
<再び炭治郎とてる子の部屋>
鼓を持っていた男の子の正体は、正一とてる子の兄・清でした。
てる子が清であると気づいたことで、炭治郎・てる子・清は無事に合流します。
清が鬼の鼓を持っていた理由はこのようなものでした。
事情を知った炭治郎は、てる子と清に鼓を使って逃げろと言い残し、闘うため1人響鬼に向かっていくのでした。
しかしながら、響鬼は「人間を食べ続けることができなくなったことから、無惨に元十二鬼月の数字をはく奪されてしまった」という経緯を持つ元十二鬼月だったため、相当腕が立ちます。
浅草での傷が癒えていない炭治郎にとって、この闘いはかなり苦しいものでした。
鬼滅の刃 感想
無事に清が見つかってよかったと思うものの、清がどんな思いで鼓を打ちながら逃げ惑っていたのか…それを思うと、何とも切ない気持ちになりました。
本当、清が見つかってよかったです!
そして、善逸の実力。
これは凄まじいものでしたね。
まさか、ビビりの善逸にこんな力があったなんて、目の前で見ていた正一は相当びっくりしたことでしょうね。
何はともあれ、善逸も正一も無事でよかったです。
あとは、炭治郎が響凱とどう決着をつけるのか!ですよね。
鬼滅の刃 第13話
鬼滅の刃 あらすじ
無事に響凱の頸を切ることができた炭治郎は、無事に清とてる子を連れて外出ることができました。
一方、外では猪男が禰豆子の箱に鬼の気配を感じ…。
箱にめがけて攻撃をしかける猪男。
そこに善逸が立ちはだかります。
鬼滅の刃 ネタバレ
<響凱との闘いとその結末>
善逸は炭治郎を探して屋敷内を駆け回っていましたが、運よく部屋が回転したタイミングで外へと出ることがでました。
その頃、炭治郎は回る部屋と響凱の攻撃で苦戦中。
自分自身を守ることが精いっぱいで、響鬼の攻撃に討つ手立てが何一つありませんでした。
そんな闘いの最中、響鬼は人間だった頃の記憶を辿ります。
人間だった頃の響鬼は小説家で、編集からは常にゴミにように扱われていました。
「全てにおいてゴミ」「紙と万年筆の無駄」…人間・響鬼は編集からはそう言われるばかりか、「この家に閉じこもって趣味の鼓でも叩いていればいい」といわれていたのです。
そんな響凱の辛い過去とリンクしたのか、炭治郎に対する攻撃も部屋も、響凱の思いとともに激しく動き回るのでした。
響凱の攻撃に対して、炭治郎は攻めることができないまま時が経ちます。
そんな最中、ひょんなことから敵の攻撃に対して「痛みを伴わない戦い方」を編み出した他、攻撃に対する匂いまでをも嗅ぎ分けられるようになった炭治。
ようやくそこから攻めに出ることができ、ついに響凱の頸を切り落とすことができたのでした。
響凱は息絶えていく中で、炭治郎が自分に向けて放った「君の血鬼術は強かった」という言葉に思いを馳せます。
人間だった頃、響凱が編集から浴びせられる言葉は散々なものでした。
鬼になってからは、無惨から十二鬼月をはく奪。
誰にも認められることのなかった響凱が、初めて認められた言葉が炭治郎の「君の血鬼術は強かった」だった…響凱は涙を流しながら朽ち果てていくのでした。
<禰豆子の箱を狙う者と守る者>
闘いの後、炭治郎は清とてる子と無事に合流、外へ出ようとしていました。
※炭治郎は、善逸と正一のことはすでに匂いから外に出ていることは感じ取っていた。また、善逸は音で炭治郎が響凱を倒したことを感じ取っていた。
そこに外からある匂いが…何か嫌な予感が炭治郎の中を駆け巡ります。
炭治郎が急いで外に出ようとしていたその頃、外では善逸の前にあの猪男が現れました。
そして、猪男は「鬼の気配がする」と言ってその元となる正体をさぐりはじめ…いきついた先は禰豆子の箱。
猪男が禰豆子の箱に狙いを定めます。
そのとき、身を呈して善逸が禰豆子の箱を守りました。
鬼殺隊であるのだから鬼を殺すのは当然…と言ってのける猪男ではありましたが、それでも善逸は退きません。
炭治郎が命よりも大切だと言っていたものだから…と言いながら善逸は禰豆子の箱を守るのでした。
これにはさすがの猪男も手の出しようがなく剣を納めます。
しかし、それでも善逸を退かそうと試みる猪男は、今度は善逸に蹴りをいれました。
幾度も幾度も蹴られる善逸ではありましたが、それでも善逸は退きません。
そもそも音を聞き分けることのできる善逸ですから、元からこの箱の中身が鬼であることが分かっていたはずでしょう。
それなのに、ここまで何故この箱に対して何もしてこなかったのか…。
そして、今、なぜこの箱を守っているのか。
もしかしたら、心優しい炭治郎が大切にするこの箱の中身に何か特別なものを感じていたのでは…。
そこにようやく炭治郎が現れます。
外に出てきた炭治郎がそこで見たものは、ボロボロになりつつも身を呈して箱を守り抜く善逸の姿。
炭治郎はそんな善逸の姿に殺された家族の姿が重なり、猪男へと向かっていくのでした。
鬼滅の刃 感想
憎き鬼ではありますが、人間だった頃の響凱の思い出の辛さに何やら同情のようなものが沸き上がってきたのは私だけではないのではないでしょうか。
鬼となってから十二鬼月としてようやく認められたと思ったのも束の間、はく奪されるなんて、相当辛かったと思います。
炭治郎の言葉で救われたのならよかったのですが、何だかちょっと切なかったですよね。
そんな響凱とは反対に、隠れた才能を発揮したのが善逸。
気を失いながら(眠りながら?)闘うなんて斬新すぎます。
これならビビりな性格でも鬼殺隊の立派な一員ですよね。
鬼滅の刃 第12・13話 まとめ
第12話では、炭治郎と善逸が分断された部屋でお互いがお互いの闘い方で闘うというものでした。
炭治郎は清と会ったのち、苦戦しつつも元十二鬼月の響凱と対決。
善逸は気絶しながら鬼を斬ります。
第13話は、炭治郎と響凱の闘いの終わりと、外に出てから…というもの。
響凱には辛い過去がありましたが、最後は炭治郎の言葉に救われていました。
無事に外に出た外に出た炭治郎が見たものは、猪男に蹴られボロボロになる善逸の姿でした。
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