コロナ後生き残る会社の対策は?新しいビジネスチャンスを捕まえる!
新型コロナウィルスの影響により様々な会社が存続の危機に追い込まれてしまった現在。
はたして、会社として生き残るためにはどうしたらいいのでしょうか。
今回は、コロナ後でも生き残れる会社の在り方に着目!
会社として生き残るためにはどうしたら?
新しいビジネスチャンスを捕まえるには?
はたして、ピンチはチャンスとなるのでしょうか。
コロナ後会社が生き残るための対策
コロナ後、会社として生き残るためにはどのような方法があるのでしょうか。
また、どうすれば倒産せずに突っ走ることができるのでしょうか。
新型コロナウイルスショックに小さな不動産会社どう立ち向かうか
小さな不動産会社には新型肺炎コロナウイルス対策は従来の会社経営を見直す機会でもあります。
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このご時世、どこの会社も今は大変です。
ただ、それでも対策を捻りだして成績が上向きになった会社も。
そのような会社の中には、このような対策で乗り切ったところもあるようです。
対策1、戦略方針を変える
このような情勢下ですから、偏ったものより柔軟な考え方の方が有利となります。
今までにも戦略方針があったとは思われますが、それは一時的に引っ込めて、違う方面から攻めていくのも一つの手。
具体例として、このようなものがあります。
・店内での飲食を中心としていた飲食店のテイクアウトや店頭、キッチンカーでの販売
・温泉旅館の温泉配達(各家庭のお風呂に温泉の湯を配達してくれるというもの)
・ホテル事業より「テレワーク部屋」としての貸出し
手を変え品を変え、基本は同じでも今であるからこその戦略で今を乗り越えようとしている会社もあるようです。
対策2、新事業への転換
思い切って、新しいものにトライするという方法も。
こんなときだからこその事業転換で、成功する例も珍しくはなくなってきました。
以下、具体例です。
・航空会社が旅客機を貨物便に
・大手スーパーマーケット(米)が、一部施設を配送用として
・スポーツジムのオンライン化
・アパレル事業をマスク事業に
他にも、今までネット注文を行ってこなかった会社のネット注文開始などといったものも。
このように、今まで手を出してこなかったものに積極的に取り組む会社が増えてきました。
対策3、リストラ
従業員のことを考えればあまりおススメしたくない方法ではあるのですが、リストラが必要となることも。
実際にそのような例も多く、派遣一斉解雇も行われているのが現状です。
「できるかぎり従業員を減らさずに」という考え方は必要ですが、最終手段としてそこを視野にいれておくことも必要でしょう。
対策4、資金調達
会社経営で一番困ることといえば「資金の枯渇」。
やはり、手持ちの資金は何より大事な存在です。
コロナ禍ですから、日々の売り上げはあまり期待できません。
ただ、だからといってこのまま立ち止まっていることもできないはず。
そこで利用したいのが「雇用調整助成金」などといった制度です。
手続きの難しさなど、様々な問題があるものもありますが、積極的に利用したい資金源です。
コロナ後資金調達のための制度利用
さて、上記にて資金調達の話をしましたが、実際には制度としてどのようなものがあるのでしょうか。
詳しくみていきましょう。
株式会社奥村総合企画の中小企業診断士奥村和馬です。
現在新型コロナウイルス感染症の影響で、皆様たいへんな状況かと思います。本日は、経営コンサルタントの国家資格である #中小企業診断士 の立場から、会社経営者や個人事業主の方に向けて国の経済支援施策などについて投稿させていただきます。 pic.twitter.com/dbJ7PegrC2— 奥村 和馬@中小企業診断士 (@WxpzmaHX3gnYoDa) April 20, 2020
今回のように「緊急にお金が必要」となった場合には、まずは国や県の制度を利用しましょう。
民間であれば、信用保証付きの融資といった方法が安心です。
(ただし、民間金融機関の場合は悪徳業者に引っかかると取り返しのつかないこともあるので注意が必要。)
国や県の制度といってもいろいろありますが、主な利用可能な制度は以下のようなものになります。
<利用可能な制度>
・政府系金融機関の特別貸付制度(日本制作金融公庫・商工中金など)
・都道府県などによる融資制度
・持続化給付金制度
・雇用調整助成金
・中小企業生産性革命推進事
あくまでも、これらの利用は一時的なもの。
これら制度では完全なる助けとまではなりませんので、この他にも資金支出の見直しなどの検討も必要です。
また、利用の際にはそれぞれに条件があります。
利用する際は確認を忘れないようにしましょう。
コロナ後ビジネスチャンスはやってくるのか
ここまで、会社の生き残り対策についてお話してきました。
しかし、気になるのは「結局のところ新しいビジネスチャンスはやってくるのか」ですよね。
さて、どうなのでしょうか。
大手リサーチ会社の調べによりますと、新型コロナウィルスの影響により「売り上げが減少した会社は全体の77%」もあったといいます。
かなり大きな数に驚きですよね。
ただ、その一方で「新たなビジネスチャンスを掴んだ」という回答も30%ではあるものの、実際にあったのだそう。
この数字を、多いと見るか少ないと見るか…。
その答えは非常に難しいものですが、それでも「ビジネスチャンスに変えられた人がいる」というのは大いなる希望とみるべき案件でしょう。
ビジネスチャンスを掴むためには、このようなコトに心掛けるといいそうですよ。
・時代の流れをよむこと
・失敗を恐れず飛び込むこと
・何気ない時に浮かんだときの案こそビジネスチャンスのヒント
・待っているだけではダメ
・自分だけが勝つのではなく、相手と「Win&Win」の関係に
・新しいことに怖がらない
・こだわりを捨てる
・こだわりは捨てても個性は残す
・今、人気があるものに注目して理由を分析
一見、簡単そうですが、実際に行動に移そうとすると難しそうなことばかりですよね。
でも、ビジネスチャンスを掴むためには、「とりあえずは、よくわからないけれど行動に出してみる」そんな気持ちが必要なのかもしれません。
このままでは会社ともども自分も倒れてしまう…。
そうならないためにも、まずはこのような行動を起こしてみてはいかがでしょうか。
コロナ後まとめ
今回は、コロナ後に会社が生き残るための対策、また、新しいビジネスチャンスの獲得方法についてご紹介しました。
会社を生き残らせるための対処法としては、以下を紹介しました。
対策1、戦略方針を変える
対策2、新事業への転換
対策3、リストラ
対策4、資金調達
また、新しいビジネスチャンスの獲得方法としては、いくつかの心がけを提案し「よくわからないけれど行動に出してみるという心がけが必要」としました。
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