最近は世相のせいか、ミュージカルが非常に多くなっている映画界です。
そんな中でも、1、2を争うのではないかと言われているのが本作です。
今回はラ・ラ・ランド理解できない最後の意味を上手く解釈するには!などの情報をお届けしていきます。
ラ・ラ・ランド【スタッフ&キャスト】
製作年:2016年 アメリカ
監督:デミアン・チャゼル
脚本:デミアン・チャゼル
製作:フレッド・バーガー、ジョーダン・ホロウィッツ、ゲイリー・ギルバード、マーク・プラット
製作総指揮:サッド・ラッキンビル、ジャスミン・マクグレイド
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ
出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ジョン・レジェンド
ローズマリー・デウィット、J・K・シモンズ、キャリー・ヘルナンデス、ジェシカ・ローテ、ソノヤ・ミズノ、フィン・ウィットロック
ラ・ラ・ランド【あらすじ ※ネタばれあり】
冬子 (@fuyuko_brrr)さんからバトンを受けとりました✨
好きな映画をひとつに絞るのは難しいですが、洋画沼に落ちるきっかけとなった作品のラ・ラ・ランドを挙げたいと思います。ちよまるさん(@achiyua)
Arriaさん (@Applehead0811)
よければお願いします✨ pic.twitter.com/98kVSjXEfN— 373 (@sunny_side3up) April 17, 2020
ある映画撮影所のカフェ、そこで働いているのが女優志望のミア・ドーラン(エマ・ストーン)。
彼女は頻繁にオーディションを受けているにも関わらず、落選する日々を送っていました。
いつものように渋滞したロスのハイウェイに台本を見ながら運転をするミアがいました。
ようやく渋滞した車が流れ出しましたが、台本に熱中しているミアはそれに気付きません。
後ろの車がうながすようにクラクションを鳴らすと、ようやくミアは車が動いていることに気付きます。
しかし、常にイライラしているミアは、その後続車が追い抜く際に中指を立てて怒りをぶつけました。
そんなイライラを解消しようと、ミアは友人たちと業界関係者のパーティーに出かけました。
気分はそれなりに晴れたミアでしたが、帰ろうとすると何と車は駐車違反でレッカー移動されていました。
仕方がなく歩いて帰途につきます。
すると途中のある店からピアノの演奏が・・・・。
ミアはその音に惹かれてフラフラと店内へと向かいました。
そのピアノを弾いていた男は何と渋滞の時に追い抜かれた後続車を運転していた男でした。
男の名はセバスチャン・ワイルダー(ライアン・ゴズリング)。
ジャズ・ピアニストを目指していた彼でしたが、店では軽いポップスばかりを弾かされ、反逆心からジャズを弾き始めたタイミングでミアは入店してきたのです。
当然のごとく、セバスチャンはその場でクビになり、店を飛び出します。
セバスチャンは声を掛けようとしたミアのことにも気付きませんでした。
そんなある日、ミアはまた別のパーティーに出向いていました。
そのパーティーで演奏するバンドのメンバーとしてセバスチャンがいました。
ミアが声をかけ、その後2人は親しくなっていきます。
お互いに夢を抱き、その夢を語り合う2人。
いつの間にか2人は深い仲になり、一緒に暮らし始めます。
ですが、2人は夢を追う内に、ギクシャクし始めました。
そんな時、オーディションに落ちっぱなしのミアに目をつけた映画プロデューサーが現れました。
ミアは大作に抜擢され、ロケ地のパリへと向かいます。
ミアがパリへ行く前に2人はお互いの愛を再確認します。
しかし、近くにいても上手くいかなかった2人が遠く離れて愛し合うことは不可能でした。
5年もの年月が経ち、ミアは人気女優になっていました。
しかも、結婚して子供もいたのです。
ある日、ミアは夫婦揃ってロスの市街へと出かけました。
そして、ふとあるライブハウスに足を運びます。
そのライブハウスは何とセバスチャンが経営するジャズ・バーでした。
2人は愛を誓い合ったものの、結局は音信不通になっていたのです。
ミアを見たセバスチャンでしたが黙って2人にとっての思い出の曲を演奏します。
セバスチャンはミアとの出会いから現在までの違う道筋を想像します。
しかし、それは自分たちの運命ではなかったと納得し、そのまま別れていくのでした。
ラ・ラ・ランド【理解できない最後の意味を上手く解釈するには】
『ラ・ラ・ランド』(2016)を観た。
まず、ライアン・ゴズリングのピアノが上手すぎてびっくりした(俺なんかよりめっちゃうまいやんけ…)
映画はミュージカル風で、色彩豊かで綺麗な画とダイナミックなカメラワークが素晴らしかった。また、画だけでなくストーリーも良い。 pic.twitter.com/zKhj8OSGRK— チートイおじさん (@8e_pz) April 16, 2020
ラ・ラ・ランドは名作と言われますが、そのオチが理解出来ないと言う人は多くいます。
結局、バッドエンドなの?と感じる人が多いようですね。
これを簡単に解釈するには、本作がミュージカルであって、ラブストーリーではないからです。
2人はそもそも愛の成就よりも、自分たちの夢が叶うことに重きを置いていました。
つまり、2人はそれぞれ夢を果たせたと言う意味でこの映画はハッピーエンドと言うことになるのです。
セバスチャンはもし、自分がパリへついていったならとも考えましたが、セバスチャンは”ロス”でジャズ・バーの経営者になりたかったのですから、パリでバンドメンバーの1人として活動することは夢とは違う訳です。
少し距離を置いただけでもダメになった2人ですから、上手くいかなかった可能性が高い愛に生きるよりも、お互い夢を追って大正解だったとセバスチャンは最後に納得するのです。
セバスチャンは、諦めたのではなく納得したのですからそれはハッピーエンドと言えるのではないでしょうか。
ラ・ラ・ランド【まとめ】
今回はラ・ラ・ランド理解できない最後の意味を上手く解釈するには!などの情報をお届けしました。
何ともアメリカらしい結果となったミュージカルですね。
愛でドロドロするよりも、お互いが夢に向かってスッキリサッパリハッピーエンドと言う結末でした。
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